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キヤノンMJ、連帳IJ機を中核としたマニュアル生産ラインを公開

マニュアル本文はカラー連帳IJ機で印刷し、表紙はカラープロダクションプリンターで印刷
後加工システムをニアライン接続することで柔軟な生産体制を構築

 キヤノンマーケティングジャパン(株)とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)は6月18日、キヤノンメディカルシステムズ(株)(栃木県大田原市)において、カラー連帳インクジェットプリンター「Oce ColorStream 6700 Chroma」を中核としたマニュアル生産ライン説明会を開催した。
 キヤノンメディカルシステムズは今年1月、「Oce ColorStream 6700 Chroma」を中核に「imagePRESS C10000VP」とグーフの生産管理ソフトウエア「PC OneFlow」とホリゾンの製本システム「Smart Binding System」などを連携させたデジタル印刷生産システムを導入し、稼働を開始している。
  同システムでは、医療機器のマニュアル生産ラインとして、2万種類以上あるマニュアルを製作している。導入以前の外注委託による生産では、納品リードタイムの短縮、生産コストの低減、生産工数の削減が課題となっていたが、同システムの導入により、これらの課題解決を実現している。具体的には、納品リードタイムの2日短縮、生産コストの従来比約30%削減、生産工数においては従来の半分程度の工数にまで効率化が図れている。

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