モリサワ、200書体の欧文スーパーファミリー「Role」発表
閉じる
(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、200書体を持つ欧文スーパーファミリー「Role」を米国でリリースした。
「Role」は、Serif(セリフ)、Sans(サンセリフ)、Slab(スラブセリフ)、Soft(ラウンデッド)の4つのスタイルと、Text(本文用)、Display(小見出し用)、Banner(大見出し用)の3つのサイズシーンに最適化されたデザインのバリエーションを持ち、各書体最大9つのウェイトが用意されたファミリーは合計200にもおよぶ。ラテンアルファベットを用いる98言語に対応する文字セットProで提供され、高度なタイポグラフィを可能にする様々なOpenType機能が搭載されている。
同書体のプロジェクトチームは2015年から始動。メインデザイナーに迎えた世界的書体デザイナーのマシュー・カーター氏、Shotype Designの岡野邦彦氏、同プロジェクトのために特別に立ち上げられたモリサワの欧文書体チームのデザイナー4名によるコラボレーションワークで制作された。
現在、米国で公開されたモリサワが運営するデジタルフォントのダウンロード販売サービス「Fontelier」で販売されており、日本での発売時期は未定。