ページの先頭です

モトヤ、新元号「令和」対応の筆文字3書体を無償提供

提供される書体は「新楷書3/5」と「大楷5」

 (株)モトヤ(古門慶造社長)は、新元号発表記者会見での墨書「令和」の令の字に対応した筆文字3書体を無償提供すると発表した。
 プロの書家がデザインし、活字時代から品質や美しさに定評がある同社の楷書体フォントでは「令」の下部分は「マ」の形状だが、4月1日に発表された新元号の「令和」で示された墨書では明朝体と同じ形状になっている。本来は「マ」でも「卩」状でも、どちらも間違いではないというのが正しいようだ。
 しかし、記者会見での墨書と同じ形状の楷書体を求める声や字形に関する問い合わせが同社に数多く寄せられたことから、その対応の一環として今回の発表に至った。
 提供される書体は「新楷書3/5」「大楷5」で、5月13日からモトヤのフォント専門サイトから入手できる。なお、今回提供するフォントは、製品版の文字セットのうち「令」および「令」を部首に含む文字のみ(20文字強)を収録したものとなる。

注目コンテンツ