コダック、パッケージング業界向け「PROSPER Plus」発表
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コダック社は、パッケージング業界向けに新しいKODAK PROSPER Plusインプリンティングソリューションの提供を開始すると発表した。
同ソリューションは、PROSPER Sシリーズをベースに開発されたもの。最新のStreamインクジェットテクノロジーコンポーネント製品ラインで、パッケージおよび製品装飾アプリケーション向けに設計されており、4つの新しいインプリンティングコンポーネントに加え、段ボール、食品包装フィルム、紙コップ・紙皿、包装紙用の食品安全パッケージングインクとプレコーティング剤が含まれている。
4つのハードウェア製品には2つのナローフォーマットと2つのワイドフォーマットのモデルが含まれ、最高速度260m/分(850fpm)、または600m/分(2,000fpm)で印刷が可能。ナローフォーマット設計は、105mm(4.13インチ)のシングルジェッティングモジュールで、バーコード、QRコード、プロモーションコンテスト情報、スモールフォーマットのデザインの白黒または4色出力でのインプリンティングに適しており、ワイドフォーマット設計は、210mm(8.26インチ)デュアルスティッチ製品で、フルページ印刷やダイナミックなレイアウトを必要とする段ボール箱やラベルパッケージングアプリケーションに適している。これらのコンポーネントは、Utecoまたは他の機器ベンダーのオフセット、フレキソ、またはグラビア印刷機にインラインでマウントして活用できる。
なお、PROSPER Plusコンポーネントの提供開始は2019年4月初旬を予定している。