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国文研と凸版印刷、日本文化のデジタルコンテンツ化で協業

調印式には凸版印刷・文化事業推進本部の矢野達也本部長(左)とロバート キャンベル館長が出席

 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館(ロバート キャンベル館長、以下『国文研』)と凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、国文研が所蔵する日本文化に関する幅広い分野の資料をデジタル化し、そのデジタルデータを活用して日本文化の多様性と魅力を広く一般に発信するプロジェクトの推進に合意。10月29日には、NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI(東京・丸の内)において、調印式が行われた。
 同プロジェクトでは、国文研が所蔵する和歌や物語などの原本を、現代語に置き換えるだけではなく、現代人に直接訴えるコンテンツを創出していく。さらに国文研が行う研究成果を凸版印刷の文化財デジタル化技術で可視化・コンテンツ化し、展覧会やWebサイトなどで公開していく。
 同プロジェクトの第一弾として、10月15日から国文研にて開催中の特別展示「祈りと救いの中世」において、共同開発したデジタルコンテンツを展示するほか、11月3日に開催される「平成30年度『古典の日』講演会」でも同コンテンツが活用される。

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