ハイデルベルグ、クイックス(愛知県)にXL106-4-Pを納入
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ハイデルベルグ・ジャパン(株)(本社/東京都品川区、水野秀也社長)は今年5月、(株)クイックス(本社/愛知県刈谷市、岡本泰社長)のCOMセンター(刈谷市)にPush to Stopをコンセプトとする最新鋭の菊全寸のび判4色両面兼用印刷機スピードマスターXL106-4-Pを納入した。
クイックスは、既存の菊全判2色機3台と菊半裁判4色機1台を出して、スピードマスターXL106-4-Pを導入。現在、同社のオフセット印刷部門には新旧2台の菊全判機が並列している。また、本社とCOMセンターに分かれていた印刷設備を1ヵ所に集約。これにより4台の印刷機があった本社1階フロアはすべて空き、新たな活用が可能になっている。
導入からまだ5ヵ月ほどであるが、「XL106の生産性は圧倒的だ」と岡本社長は高く評価。旧型機と比べると生産性は2倍から3倍と飛躍的に伸び、前準備時間も驚くほどの短縮を実現している。
平均ロット2,000枚でわずか100枚の印刷ジョブも頻繁にある多品種小ロットの同社にとって、XL106は最適な生産設備として稼働している。