キヤノンMJ、一貫印刷ラインの市場投入で商印事業を強化
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キヤノンマーケティングジャパン(株)(キヤノンMJ)とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)(キヤノンPPS)は、商業印刷事業の強化を目的に業務用高速デジタル印刷機と後加工機を連携した一貫印刷ラインを製造業や印刷業のユーザー向けに2018年11月上旬より市場投入を開始する。
提供するライン構成は、オセのフルカラー連帳インクジェットプリンターの新製品「ColorStream 6700 Chroma」とキヤノンのフルカラープロダクションプリンター「imagePRESS C10000VP」の印刷システムに、(株)グーフの生産管理ソフトウエア「PC OneFlow」とホリゾンの製本システム「Smart Binding System」を連携させた印刷生産システム。
ColorStream 6700 Chromaは、ノズルの目詰まりを抑止するプリントヘッド機構と水性顔料インク「クロメラインク」を新たに搭載したフルカラー連帳インクジェットプリンター。最大毎分100メートルの印字速度(オプションでモノクロ印刷時150メートルに対応)、1色〜6色に対応する拡張性、機器設置時のレイアウトの柔軟性の高さが特長となっている。
なお、同生産システムは、キヤノンメディカルシステムズ(株)に先行導入され、2019年初頭より医療機器製品マニュアルの自動化生産システムとして稼働を開始する。