ハイデルベルグ、B1インクジェット「Primefire106」の販売開始
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ハイデルベルグ・ジャパン(株)(水野秀也社長)は8月2日、ハイデルベルグ社のデジタル部門の総責任者であるモンセラート・ペドロ インサ氏の来日を受け、記者懇談会を開催し、その席上でB1インクジェットデジタル印刷機「Primefire(プライムファイア)106」を日本国内においても正式に販売を開始することを発表した。
冒頭、挨拶した水野社長は「ハイデルベルグがこれまで印刷産業にもたらした活版、オフセットに続く、新たな革新的な装置がインクジェット技術を活用したPrimefire106である」と正式販売に向けての抱負を述べた。
Primefire106は、ハイデルベルグ社がdrupa2016で発表したB1インクジェットデジタル印刷機。発表以来、順調にベータテストを重ね、今年4月にはウィスロッホ-ヴァルドルフのパッケージソリューションのためのショールーム、ホール11に設置した1台を含め、合計4台のベータテスト機を出荷。そして、今年7月には、アメリカでの1号機をウォーネキーペーパーボックス社に納品。同機は、シリアルプロダクション1号機となる。
なお、日本1号機は、来年初旬の納入を予定している。