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富士フイルム、IGASで毎時3,600枚出力の「Jet Press 750S」発表

最大用紙サイズも750×585ミリに拡大

 富士フイルム(株)(助野健児社長)は、インクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズの新ラインアップとして「Jet Press 750S」を新たに開発し、今秋に発売する。
 「Jet Press 720S」の基本性能を継承しながら、最新の独自技術を採り入れることで、生産性をさらに向上させたフラッグシップモデル。プリントヘッドの打滴速度を高速化・高精度化し、新たな乾燥機構の採用により、毎時3,600枚という高速出力を実現。加えて、最大用紙サイズを750×585ミリに拡大したことで、一般的な書籍のサイズであるB5サイズが1枚に6ページ分印刷できるようになり、生産効率が向上した。また、印刷用紙をベルトコンベアに密着させて直接熱を与える新たな乾燥機構により、消費電力を約10%削減。乾燥装置本体の全長が従来機に比べ70センチ短縮したため、設置面積を約15%削減し、省スペース化を実現している。
 なお、「IGAS2018」にも出品し、「Jet Press 750S」が発揮するパフォーマンスとメリットを実践的なデモで紹介する。

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