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共同印刷、内容物の香りや薬効成分の低下を抑制する包装袋を開発

ノンキャッチ チャック袋

 共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、香りや薬効を逃がさない機能性材料「ノンキャッチ」を用いたチャックテープを、ハイパック(株)と共同開発し、従来は困難だった袋の内面すべてに非吸着性を持たせることを実現した「ノンキャッチ チャック袋」を、6月27日から東京ビッグサイトで開催される「第31回 インターフェックス ジャパン」で初展示(東6ホール、E24-001)するとともに販売を開始する。
 「ノンキャッチ チャック袋」は、内容物の非吸着性・保香性・ガスバリア性などの機能性とヒートシール性とを併せ持つ高機能フィルム「ノンキャッチ」の販促過程で寄せられたユーザーニーズに応えて開発したもの。現在、一般的に流通しているチャック付き包装袋には、主にポリエチレンが用いられているが、ポリエチレンには内容物の香りや薬効成分を吸着する性質があるため、保管中に有効成分が低下することが課題となっていた。そこで同社は、ノンキャッチを使用したチャックテープをハイパックと共同開発し、全内面に非吸着性を持ち内容物の香りや薬効成分の低下を抑制できる包装袋として完成した。

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