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モトヤ、インターネット利用の「通信制DTPエキスパート講座」開講

 (株)モトヤ(古門慶造社長)が運営する「モトヤDTPスクール」は、7月からインターネットとWebサーバーを利用した初めての日本印刷技術協会指定「通信制DTPエキスパート認証試験対策講座」を開講する。
 同社は、1970年に大阪、東京など6事業所に「モトヤタイプレス学院」を開設し、文字組版用タイプライターの代名詞とも言える「モトヤタイプレス」の操作と組版知識、版下作成の教育を行っていたが、文字組版のコンピュータ化に伴い、1984年に「モトヤDTPスクール」と改称、引き続きDTPの操作と組版知識の教育を行っている。
 しかし、昨今の社会事情は受講者の休日・夜間の通学を難しくしていることから受講者が減少。また、日本印刷技術協会指定講座(2016年現在13法人)の多くも休講状態となっており、DTPエキスパート認証取得希望者にとって、認証試験対策講座の受講、万全の学習・準備の上での認証試験受験の機会が少なくなっているのが現状である。
 モトヤは、今後も紙への印刷だけではなく、Webやマーケティングにも必須のデジタル知識を確実に身につけることができるDTPエキスパート認証の必要性を訴え、今回、日本印刷技術協会と協議の上、DTPエキスパート認証取得希望者の誰もがいつでも、どこでも、自由に受講できる講座を開講することになった。

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