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SCREEN、製薬業界向けインクジェット式小型錠剤印刷機開発

DP-i1000

 (株)SCREENホールディングスはこのほど、錠剤印刷におけるデザインや印刷性能評価、医薬品の安定性試験など、ガイドラインに基づく評価・実験を、生産装置を使うことなく手軽かつ確実に行えるインクジェット式小型錠剤印刷機「DP-i1000」を開発。3月から販売を開始する。
 同機は、高速印刷を実現する「ワンパス方式」の採用と、1回の操作で同時に2つのインクジェットヘッドからインクを吐出させることにより、業界初となる同時2色印刷を可能にし、またパウチ方式のインクを本体にセットするだけでインクを自動供給できるほか、インクジェットヘッドの乾燥を防ぐオートパージ機能を標準搭載。さらに、パージ後のノズル表面に残ったインクを自動で拭き取るオートワイピング機能も備えるなど、メンテナンス性にも優れ、錠剤の設計段階において効率的で付加価値の高い錠剤印刷を実現する装置となっている。

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