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コダック、耐刷性・耐傷性を向上したSONORAシリーズの新製品発表

藤原 社長

 コダックジャパン(本社/東京都品川区、藤原 浩社長)は2月2日、記者会見を開き、完全無処理CTPプレート「KODAK SONORA」の性能をさらに高めた新製品「KODAK SONORA CX」を発表した。
 「SONORA CX」は、これまで一部のユーザーで課題とされていた耐刷性や耐傷性を大幅に向上させたことが最大の特長。耐刷性に関しては、従来の1.5倍から2倍に向上し、耐傷性も従来の現像有りプレートと同等のレベルを達成している。今回の改良は、2016年秋に視認性を1.5倍にまで高めた改良に次ぐ2回目の製品改良で、飛躍的な性能アップを機に、製品名称を「SONORA CX」と改め、販売を開始していく。
 また、商業印刷向けの「SONORA CX」の発表と同時に、これまで要望の高かった新聞印刷向けの完全無処理CTPプレートとして「SONORA NX」も併せて発表し、販売を開始する。
 会見の席上、挨拶した藤原社長は、「商業印刷と新聞印刷の分野において、従来の現像有りプレートと同等の耐刷性と耐傷性を兼ね備えた製品が誕生した。これによりコスト削減や作業環境の改善に、より貢献できると確信している」と述べた。
 なお、新製品は、東京・池袋で開催される「page2018」において、エコノミーCTPのKODAK ACHIEVEとの組み合わせで紹介される。

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