ページの先頭です

トッパン・フォームズ、ゲートを通すだけで複数ICタグを一括読取

ゲート型RFIDリーダー

 トッパン・フォームズ(株)は、ゲートを1〜2秒通すだけで箱を開封せずに複数の物品に取り付けられたICタグを一括で読み取り、入出庫時の検品作業などを効率化する「ゲート型RFIDリーダー」(特許出願中)をマスプロ電工(株)(本社/愛知県日進市)と共同開発し、販売を開始した。
 ゲート型RFIDリーダーは、トンネル形状の金属筐体に高指向性アンテナから放射される電波を特定エリア内に閉じ込めることで電波漏れを抑制し、ゲート内を通過する複数のICタグの高精度な読み取りを実現するもの。これにより従来バーコードを1点ずつ読み取り行っていた入出庫作業や検品作業に伴う個体管理の省人化に貢献する。
 今後同社は、ゲート型RFIDリーダーをアパレルや医療材料などの出荷・検品作業が行われる物流現場やレンタル品の入出庫作業が行われる現場などへの導入を促進し、物流現場のIoT化に貢献していく考え。

注目コンテンツ