ggg、「西ドイツのリブランディング」展 5月27日~7月5日

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)(東京・銀座)は5月27日~7月5日、「アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング」展を開催する。
現代のコーポレート・デザインにみられるシステマティックなデザイン・ソリューションは、20世紀初頭のペーター・ベーレンスたちに始まり、それに続くバウハウスやウルム造形大学など、ドイツのデザイナーたちが生み出した。そして、ドイツ発のこのデザイン潮流が、経済発展した民主主義国家という戦後の西ドイツのイメージをかたちづくった。
同展では、デュッセルドルフにデザイン事務所vistaを構えるグラフィックデザイナーのカタリーナ・ズセック氏とイェンス・ミュラー氏が設立した「A5コレクション デュッセルドルフ」の膨大なアーカイブの中から、企業などのリブランディングを担った貴重なポスターやビジュアル・アイデンティティの展開例、デザイン・マニュアルなどの進行過程のスケッチやサンプル等を通して、敗戦からの西ドイツの驚異的躍進を支えたデザイン・ソリューションの体系的な発展を紹介する。