東北電力とTOPPANエッジ、液漏れ検知システムの販売開始
東北電力(株)とTOPPANエッジ(株)は、印刷配線とRFIDの技術を組み合わせ、油や水、水性薬品などの液漏れ検知システムを開発し、企業・団体向けに販売を開始する。
同システムは、電源が不要であることに加え、印刷配線を利用するため従来の金属配線に比べ安価であり、目視による確認が困難な箇所でも迅速かつ正確に液漏れを発見できる。発電所だけではなく、石油化学や製薬など液体を扱う工場においても、巡視・点検業務の省力化や設備被害の最小化を実現し、導入企業・団体の生産コストの削減に寄与する。
東北電力の火力発電所における実証実験が終了したため、販売を開始するもので、今後はTOPPANエッジが製造と販売を行い、3年間で約100事業所への導入を目指すとともに、東北電力は販売促進に協力し、両社で販売を展開していく。