共同印刷、採点業務を効率化するDXサービスの提供開始
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共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、大学入試や資格試験の記述式解答用紙の採点作業を、Webブラウザ上に移行させることで採点業務を効率化するDXサービス「採点ラクダ」の提供を開始した。
「採点ラクダ」とは、大学入試や資格試験の記述式解答用紙の採点作業を、Webブラウザ上に移行させることで、採点業務を効率化するDXサービス。短答式はもちろん、数学のように過程を記述する論術式問題への対応も可能となっている。
大学入試の現場では、高い品質と機密性が求められる一方で、非常に限られた時間で合否判定を行う必要がある。そのため、短期間のうちに多くの人員を費やして採点業務を実施する手間がかかっている。こうした状況の改善に向け、同社は、同サービスを通じて採点業務の効率化を図るほか、答案用紙の紛失や採点漏れ、パンチ入力ミスといったヒューマンエラーをなくすことで、業務全体の品質向上に貢献することをめざしていく。