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TOPPAN、デジタル画像のCM技術で簡易検査の定性検出を定量化

 TOPPAN(株)(齊藤昌典社長)は、カラーマネジメント技術を活用し、デジタル画像化した簡易検査イムノクロマトの検出結果を定量化する技術を開発した。同技術により、大日本塗料(株)(本社/大阪府大阪市)が世界で初めて製品化した細胞外小胞(エクソソーム)のイムノクロマトキット「Exorapid-qIC」で検出した細胞外小胞体を数値化・定量化することができる。

 検出対象を細胞外小胞だけでなく、各種ウイルスやたんぱく質などに展開することで、イムノクロマトの新たな活用方法や価値を広げると同時に、学術分野における細胞外小胞研究の効率化および診断薬や予防医学の発展に貢献する。

 今後は、特許に基づく技術を活用し、細胞外小胞を利用する創薬分野の次世代モダリティの研究開発への貢献とともに、新規検出技術の開発を推進。さらに、アンメット・メディカル・ニーズを見据え、医療分野向けの新規診断技術の研究を推進していく。

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