大日本印刷、「じぶんフォント」の有効性を確認
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大日本印刷(株)と国立大学法人東京工業大学等は、2022年より、多様な読み書き特性を持つ人を包括する読字環境の開発を見据え、読み書き困難がある人(発達性ディスレクシアを含む)にも見やすく・読みやすい「じぶんフォント」を開発している。
今回、書体の主観的な読みやすさと個人の読み書き特性の関係を明らかにする調査を実施した結果、読み書き困難の視覚的な症状がある人のうち、「じぶんフォント」が最も読みやすいと回答した人の割合は約49%で、読み書き困難の症状がない人のうち、同様の回答をした人の割合である約37%と比較して約12パーセントポイント多くなるなど、「じぶんフォント」の有効性を確認した。