凸版印刷、環境課題に対する方針拡充 - 中長期環境目標も上方修正
凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、将来にわたってあらゆる生命が存続できる持続可能な社会の実現に向けた取り組みをさらに加速させるため、2021年に策定した地球環境課題への長期的な取り組み方針である「トッパングループ環境ビジョン2050」を拡充し、新たなテーマとして「Scope3での温室効果ガス排出実質ゼロ」を掲げるとともに、「生物多様性の保全」を追加し、環境課題への取り組みをサプライチェーン全体や地域社会との協働で進めていくことを宣言した。
また、同ビジョンの更新とともに、SDGs目標年に合わせ設定している「トッパングループ2030年度中長期環境目標」についても、Scope1+2、Scope3それぞれの温室効果ガス排出削減目標を世界共通目標となる「1.5℃水準」に合わせて上方修正するとともに、生物多様性保全と水の最適利用に関する新たな目標を設定、廃棄物最終埋立量目標の上方修正を行った。
同社は今後、同ビジョンと中長期環境目標の達成に向け、サプライチェーンを含むバリューチェーン全体で環境課題に取り組み、豊かな自然環境を保全し、将来世代に繋いでいく考え。