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凸版印刷、施設内の異常音を検知する収音センシングシステム開発

「e-Platch」サービス概念図

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、工場や施設内で金属同士の衝突や摩擦により起こる音など、正常稼働時には発生しない異常音を遠隔監視する収音センシングシステムを開発した。
 同システムは、「収音センサー」と「データ閲覧アプリ」から構成され、凸版印刷のスマート点検支援サービス「e-Platch」専用のツールとして提供される。これにより、設備や機器が発する異常音を、工場や施設内に定常的に存在するバックグラウンドノイズに埋もれることなく検出し、アラートを発報することや異常の履歴をレポートとして出力することが可能となる。
 「e-Platch」は、工場や施設において、排水の水位や水素イオン濃度を始めとする環境データを自動収集し、工場全体のリスクマネジメントを強化する統合的監視システム。これに接続できるセンサー機器のラインアップに収音センサーが加わったことで、設備の異常を早期発見し、機械部品の交換時期を適切に把握することで、保守・点検作業の効率化を図ることが可能となる。

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