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大日本印刷、紙製ハイバリアモノマテリアルシートを開発

紙製ハイバリアモノマテリアルシートを使ったパッケージ

 大日本印刷(株)は、紙の単一素材(モノマテリアル)で構成することでリサイクルのしやすさを高めながら、酸素や水蒸気等への高いバリア性を持つ環境配慮型のパッケージ用シートを開発した。食品・化粧品・医療品等のメーカーに向けて包装資材として、またより幅広い業界に向けて各種産業資材として、国内外の市場に提供していく。なお、DNPは10月12日~14日に東京ビッグサイトにおいて開催される「TOKYO PACK 2022」で同製品を紹介する。
 DNPは「DNP環境配慮パッケージング GREEN PACKAGING」のラインアップ拡充に努めている。その一環として、単一素材で製品を構成することでリサイクル性を高めたモノマテリアルパッケージを展開している。今回開発した「紙製ハイバリアモノマテリアルシート」は、これまでの石油由来のプラスチックフィルムではなく、植物由来の再生可能資源である紙を使うことでCO2排出量を削減し、循環型社会の実現にもつなげていく製品。DNP独自のコンバーティング技術によって、従来は困難だった紙へのバリア性付与に成功し、フードロスの削減にもつながる長期保存・鮮度保持などを可能にする。

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