大日本印刷、社員に対する考え方「人的資本ポリシー」策定

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大日本印刷(株)は、持続可能なより良い未来、より心豊かな暮らしの実現に向けて新しい価値の創出に努めており、その重要な基盤である社員に対する投資「人への投資」を加速している。これには「一人ひとりが強みを伸ばし、社内・社外で活躍できる人材として育ってもらいたい」という思いと、「社員を大切にし、大切にした社員によって企業が成長し、その社員が社会をより豊かにしていく」という信念が根底にある。DNPはこれらの社員に対する普遍的・基本的な考え方を、「人的資本ポリシー」として策定した。
DNPはかねてより、労使協働や人材育成の上で、社員一人ひとりが「自立したプロフェッショナル」であることを大切にしてきた。特にここ数年では、雇用の流動化という社会環境の変化も念頭に置き、多彩なキャリアを持った社内外の人が納得・共感し、魅力を感じるよう、処遇や雇用をはじめとする人事諸制度の再構築に取り組んでいる。また、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、テレワークと出社を組み合わせたハイブリッドな働き方が定着する中、「健康宣言」などを策定するとともに、チーム力の強化や多様な人材の成長につながるより良い組織風土の醸成に向けて様々な施策に取り組んでいる。
今後、DNPは同ポリシーに基づき、一人ひとりが社内だけでなく、社外でも通用する専門性やスキルを身につけていけるような自律的・自立的なキャリア形成の一層の支援を主眼とし、よりジョブ型も意識した処遇などの導入も進めていく。