凸版印刷、「チューブなパウチ」が包装技術協会「木下賞」受賞
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凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、消費者の利便性向上と省資源化による環境配慮を両立し、チューブの使いやすさとパウチの絞り出しやすさを合体させた「チューブなパウチ」の開発で、(公社)日本包装技術協会が主催する第46回木下賞「研究開発部門」を受賞した。
「チューブなパウチ」は、一般的なラミネートフィルム製パウチに用いられる層構成のフィルムを筒状に加工し、先端にプラスチック成型品の注出口を取り付けた容器。従来のラミネートチューブ容器よりも胴体フィルムの厚みが薄く、抽出口のパーツを独自開発の形状にすることで、内容物が軽い力で絞りやすく、高齢者や子供でも最後まで使い切りやすい構造となっている。また、胴体フィルムと抽出口にバリア機能を付与し、内容物の品質を保持する。