凸版印刷、高いバリア性能と遮光性を持つ透明バリアフィルム開発
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凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、透明バリアフィルムのトップブランド「GL BARRIER」シリーズの新しいラインアップとして、高いバリア性能と遮光性を有する「GL-ME-RC」を開発した。
同製品は、「GL BARRIER」の蒸着、コーティング技術を活かしたもの。従来のアルミ蒸着フィルムでは実現が難しかった優れた耐屈曲バリア性能を持ち、これまでアルミ箔を使用している高いバリア性と遮光性、耐屈曲性が必要な医薬品や食品にも利用が可能となる。
また、アルミ箔を使用した軟包材と比較して、包材製造時に排出するCO2量を約15%削減することが可能である。
同社は今後、国内外の医薬品や食品業界に向けて拡販し、2025年に関連受注を含め約100億円の売上を目指す。