凸版印刷、高精度ARを活用した博物館ガイドシステム開発
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凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、スマートフォンをかざすだけで、実際の展示物に様々なコンテンツを高精度に重ね合わせることが可能な博物館ガイドシステムを開発した。
同システムは、「博物館をもっと楽しくする」をコンセプトに、スマートフォンのカメラ越しに現実の博物館や展示物を見た際、そこには実際に存在しないCG映像や解説情報などのコンテンツを重ねて表示し、現実の博物館における文化体験を拡張するシステム。スマートフォンのカメラから取得する画像情報から利用者の位置情報を取得するVPS(Visual Positioning Service)技術を活用することで、誤差数センチ以内で展示物と重ね合わせたコンテンツ表示が可能である。
今後は、同システムをはじめ、凸版印刷の提供する遠隔体験技術「IoA仮想テレポーテーション」等のXR技術を活用したサービスをパッケージ化し、博物館/文化施設の価値をさらに高め、地域振興の一助になることを目指す。