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凸版印刷、複数の異種ロボットを一元制御

左:「TransBots」の管理画面の一例、 右:「テレプレゼンスロボット」の自走の様子

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、VR技術とCV技術を活用し、複数の異なる種類のサービスロボットを一元管理・制御するデジタルツイン・ソリューション「TransBots」を開発した。
 実際の展示会や会場等の実空間と、それを再現したVR空間をリアルタイムに連動し、複数ロボットの一元管理・協調制御を行うもの。オペレータが管理画面を通して、VR空間上でロボットの走行コースを設定すると、実際のロボットが現在の自己位置を推定し、指定されたコース上の障害物を回避したり、ロボットからの音声で周囲に安全を促したりし、実際の目的場所まで安全に自律走行することができる。また、走行コースの設定はVR空間上で設定できるため、遠隔地からのロボット遠隔操作も可能だ。
 これらの機能を利用し、入場制限が設けられた展示会やコンサートなど大規模イベントへの遠隔参加や、離島の住民がオンラインの医療サービスを受けるなど様々な活用が期待できる。

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