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大日本印刷、液体にも対応したPPのモノマテリアル包材を開発

液体にも対応したPPのモノマテリアル包材

 大日本印刷(株)は、酸素や水蒸気等のバリア性を備え、メタリック調の意匠・デザインを実現し、液体の内容物に対応可能なポリプロピレンの単一素材(モノマテリアル)のフィルムパッケージを開発した。
 独自のコンバーティング技術を活かし、アルミ箔を使わなくても酸素や水蒸気に対する高いバリア性を実現。PPのモノマテリアルで、そのフィルムに複数の機能を付加して積層させることでリサイクル性を高めたパッケージ。アルミ蒸着PETを使用しているフィルムパッケージと同等のメタリック調の輝きを実現。液体にも使用可能で、シャンプーやコンディショナー等の日用品のほか、食品・粉末飲料・粘り気のある粘調物など、多様な用途に使用できる。
 軟包装業界における循環型経済を推進する欧州のコンソーシアム「Circular Economy for Flexible Packaging(CEFLEX)」のガイドラインに準拠した設計が可能。また、ドイツのリサイクル認定業者であるInterseroh社によるリサイクル適性の認証も受けており、「Made for Recycling」マークを取得している。

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