大日本印刷、AIを利用した「粒子画像解析ソフト」開発
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大日本印刷(株)は、微粒子製品を扱う企業向けに、顕微鏡画像によって製品の粒子径や形状、表面の状態などを解析する「DNP粒子画像解析ソフト」を開発した。
同ソフトは、AIを利用したディープラーニング技術を適用しており、画像処理の専門知識がなくても利用できる。微粒子製品を扱う素材や製品のメーカーをはじめ、多様な業種の企業、大学、その他の研究機関向けに販売していく。
同ソフトは、グラフィックボード(GPU)を搭載した一般的なPCで動作する。電子顕微鏡画像を元にAIが粒子の検出と分類を行い、その結果を画像・表・グラフで表示する。微粒子製品の解析の効率化と解析時間の短縮を実現し、熟練技術がなくても定量的なデータを取得できる。
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