凸版印刷、デジタルピッキングのアイオイ・システムを子会社化
凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、デジタルピッキングシステム国内最大手の(株)アイオイ・システム(本社/東京都大田区)の発行済み株式の75・8%を取得し、6月中に子会社化の手続きを完了する。
アイオイ・システムは、国内および海外72ヵ国でEC倉庫や3PLの配送センター、組立工場などにデジタルピッキングシステムを納入し、物流業界や製造工場の課題を解決するシステムを構築する技術力とノウハウを保有している。一方、凸版印刷はサプライチェーン全体のデジタル化を推進し、2万社を超える多様な企業との取引実績を強みに、DXソリューションを開発・運用するビジネスを展開している。
物流市場は現在、EC需要の増加などで拡大する一方、人手不足などの問題が深刻化し、デジタル技術を駆使した課題解決が求められている。両社は、これらの課題を新たなビジネスの機会と捉え、物流業界におけるDX市場に本格参入する。
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