凸版印刷（株）（麿秀晴社長）は、金融業界向けの印刷物・デジタル媒体における制作から校正業務の効率化を支援する「AI校閲・校正支援システム」のオンライン校正・回覧機能およびコミュニケーション機能を強化した。
　今回のアップデートでは、赤字入れを同一ファイルに対して複数人で同時に行うことが可能になったほか、関係者間で校正内容や疑問を共有し、速やかに解決・認識統一ができるようになった。これにより、リモートワーク下での社内回覧・校正業務をより容易に行うことが可能になる。また、自動チェック機能と組み合わせることで、アップロードしたファイルに対して、問題箇所にアラートが提示された状態から校正業務を開始することができる。自動チェックを元に複数人で制作ファイルを確認できるため、リモートでの確認・校正業務を支援するだけでなく、作業者の負荷低減と効率化に貢献する。