凸版印刷、デジタル印刷でレトルト・ボイル殺菌可能な接着剤開発
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凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、軟包装分野で小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFP(Flexible Package)デジタルソリューション」展開のひとつとして、汎用のラミネーション機械で加工でき、レトルト対応製品に使用可能な強密着接着剤「TOPMER(トップマー)」を開発した。
同社は、「価値あるパッケージ」でよりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE Packaging」を掲げ、「しゃかい」に価値ある「ソーシャルバリューパッケージ」を提供。そのラインアップのひとつとして、2016年から軟包装分野で小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFPデジタルソリューション」を展開している。
今回開発した強密着接着剤「TOPMER」は、これまでのレトルト用途に加え、ボイル殺菌や電子レンジ加熱にも対応でき、デジタル印刷パッケージの活用範囲を拡大。生活者の多様化するニーズに対応した高付加価値商品の提供が可能となる。