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凸版印刷、微細線で構成する新デザイン表現「アート彩紋」開発

金券・有価証券向けの偽造防止技術と、デザイン・クリエイティブを掛け合わせた印刷物や動画などの制作物に奥行きや濃淡、動きを感じさせる新しい表現
「アート彩紋」の採用事例

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、微細製版技術とデザイン・クリエイティブの融合により新しいデザイン表現技術「アート彩紋」を開発した。
 同技術は、金券や有価証券の偽造防止技術として培ってきた微細線やマイクロ文字の製版技術を応用したもので、奥行きや濃淡、動きを感じられる新たなデザイン表現を可能としたもの。紋様の表現力と作成の技術を、アート性を持つ様々な制作物にも活用できるよう、文字や数字、図形などの任意のアウトラインに沿って、形状や波の数、滑らかさなどを自由に表現。同技術では、太さ0.1ミリメートル程度の細い直線・曲線からなる紋様表現や、文字高さ0.5ミリメートル程度のマイクロ文字や方形/矩形/鉤型/三角/円形などの微小な図形を集合させた表現が可能となり、新しい印刷表現を実現する。
 なお、同技術はポーラ文化研究所「平成美容開花 平成から令和へ、美容の軌跡30年」およびSMBC信託銀行「PRESTIA Art Branch」で先行採用されている。

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