凸版印刷、多様な学習体験を統合した新ICT学習サービス開発
閉じる
凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、多様な学習体験を統合した小中学校向けの新たなICT学習サービス「navima(ナビマ)」の提供を来年4月から開始する。教科は、算数/数学・国語(読解・漢字)・理科・社会に加え、英語の追加も予定し、主要5教科に対応する。
「navima」は、現在提供中のICT学習サービス「やるKey」のアダプティブドリルをベースに、機能や対応教科を大幅に拡張した新しいICT学習サービス。一例として「算数・数学」では従来から高い評価を頂いている「アダプティブドリル」に加え、ドリル回答中に利用できる解説動画やチャットボットなど「お助け機能」を拡充することにより、「問題を解く」という学習体験だけでは支援しきれなかった、学習に苦手意識を持っている子どもを手厚くサポートすることが可能になった。
今後は、利用者ごとのオリジナルコンテンツに対応させることを可能とし、大型自治体や私学・塾業界への展開を推進するとともに、多言語対応が容易であることを活かして、外国籍の児童を対象とした母国語での学習環境提供やパイロットプロジェクトが進行しているインドを中心に海外展開も進める考え。