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凸版印刷、レトルト対応可能なデジタルプリント用接着剤開発

新開発した接着剤によりレトルト対応が可能になった製品サンプル

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、軟包装分野で小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFP(Flexible Package)デジタルソリューション」において、軟包装のデジタルプリントを汎用のラミネーション機械で加工でき、レトルト殺菌対応製品に使用可能な接着剤を開発した。
 デジタルプリントでレトルト殺菌用製品を生産する場合、これまでは専用の設備が必要で、汎用のラミネーション機械では加工が行えない課題があった。
 今回、130度×30分のレトルト殺菌が可能で、しかも汎用のラミネーション機で加工できる接着剤を開発したとこで、レトルト対応製品にデジタルプリントの特長である小ロット(最低ロット1,000枚から)のオリジナルデザイン印刷が可能になり、また耐熱性・耐水性の向上によって、内容物が液体・ペースト・重量物であるなど、従来対応できていなかった用途にもデジタル印刷の活用を実現した。

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