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大日本印刷、2019年度に植物由来包材で3,000トンのCO2削減

 大日本印刷(株)は、環境への貢献度合いを可視化するため、自社で開発した「DNP植物由来包材 バイオマテック」の2019年度の1年間の出荷量からCO2削減量を算出した。その結果、石油由来の包材を使用した場合と比べ、森林239.4ヘクタール(東京ドーム21個分、杉21.4万本分)の吸収量にあたる3,000t(トン)のCO2削減に相当することがわかった。
 DNPでは、環境問題への関心の高まりを背景に「バイオマテック」シリーズの製品を2010年から提供している。また、2018年度から環境への貢献度合いの可視化を目的に同製品によるCO2削減量を算出している。2018年度の削減量は2,500tであったが、2019年度は国の環境戦略としてバイオマスプラスチック導入の数値目標が示されるなどにより企業の環境問題への関心が一層高まり、バイオマテックシリーズの採用が増加。その結果、CO2削減量も増加し、算出を開始した2018年度から累計で5,500t以上の削減となった。

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