凸版印刷、金子会長が新型コロナウイルス感染症で陽性反応
凸版印刷(株)の本社(東京都千代田区)に勤務する代表取締役会長の金子眞吾氏に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことが確認された。現在、容体は安定しており、医療機関で療養中。
金子会長は4月2日以降、出社しておらず、本社ビルにおいては3月26日以降、原則として在宅勤務の体制をとっており、金子会長の執務フロアについても4月3日以降の出勤者はない。所轄保健所とも連携した結果、濃厚接触者の指定はなかった。
同社では、感染拡大防止に向け、▽感染者の行動履歴の確認と接触者の確認▽社員の安全確保を優先し、感染者勤務フロアの一時閉鎖と消毒作業の実施▽感染者勤務フロアに勤務する全員の自宅待機▽当該拠点勤務者の健康管理および健康観察の徹底─などの対策を実施する。
なお、当該フロアについては、消毒作業が終了し、安全を確保したうえで使用を再開する予定。