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凸版印刷、微細線を用いたレンズ不要のチェンジング印刷技術開発

同技術で作製したチェンジング印刷 透明フィルム(厚さ 50μm)

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、マイクロメートル(1,000分の1ミリメートル)単位の微細線を用いたレンズ不要のチェンジング印刷技術を開発した。
 同社は、これまで培ってきた微細印刷技術をもとに基材表裏(両面)に微細線を高精度な位置合わせ技術で印刷して、見る角度によって印刷物の色や絵柄が変化するチェンジング印刷技術を確立。同技術によって印刷のみで極薄透明フィルム上に形成できるレンズ不要のチェンジング印刷が可能となる。
 今後、同技術を活用し、偽造防止や真贋判定などのセキュリティ分野や導電性インキを使った高精度・高精細な印刷が求められるエレクトロニクス分野などへの製品開発を行う考え。

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