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共同印刷、改ざん防止や使用履歴の確認に最適なフィルムを開発

針刺し検知フィルムの使用イメージ
針を刺した後の容器蓋の状態(左が針刺し検知フィルムなし、右が針刺し検知フィルムあり)

 共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、針を刺した跡などが白化して見えやすく、包装の完全性や使用状態が分かりやすい、針刺し検知フィルムを開発した。
 針刺し検知フィルムは、針を刺すなどの応力がフィルムに加わると、その部分が白化し、目視可能な跡となって半永久的に残る機能を有している。「外からの力を受けた部分のみに変化が生じる」という物理変化のため、内容物に悪影響を与えることなく、安心・安全に、改ざん防止・完全性の証明、使用履歴の確認などが行える。さらに製品保管環境の影響を受けることもない。
 針刺し検知フィルムは、ヒートシールやレトルト滅菌が可能で、一般的な汎用フィルムや同社の各種高機能フィルムとの積層も可能。ホールキャップバイアル瓶のタンパーシールといった容器蓋材、医療器具や医薬品の包装袋といった各種用途に活用できる。
 なお、針刺し検知フィルムは、2月26日から28日までインテックス大阪で開催される「第6回インターフェックスWeek 大阪(医薬品・化粧品 研究・製造展)」に参考出品される(同社ブース=2号館9-11)

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