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凸版印刷、顔画像の非識別化でプライバシー保護

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、顔認識技術で個人が特定できる要素に独自の加工を施すことで、個人のプライバシー保護を実現する顔画像の非識別化サービスの提供を12月から開始する。
 同サービスは、AIによる顔認識技術における個人情報の特定・流出を防ぐもの。個人を特定する識別子に独自の加工を施すことにより、顔画像の機械認識率を下げ、顔画像の非識別化を行う。これを活用することで、個人の識別情報を保持しない顔画像を作成することができ、個人のプライバシー保護や企業などにおける安心・安全なデータの保持・利活用を実現する。
 なお、同サービスの提供に先立ち、イスラエルのDe-Identification,Ltd.と顔画像の非識別化サービスにおける戦略的パートナーシップ契約を締結。今後、凸版印刷は同サービスの拡販をはじめ、用途開発や様々なソリューションとの連携による独自サービスの開発を目指す。

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