京都大学と凸版印刷、産学共同講座でアートの産業応用目指す
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京都大学(山極壽一総長)と凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、アートと最先端テクノロジーを組み合わせてイノベーティブな社会的価値創造を目指す「凸版印刷アートイノベーション産学共同講座」を、京都大学大学院総合生存学館に設置したと発表。3年間の共同研究を進めていく。
この講座では、京都大学大学院総合生存学館特定教授の土佐尚子氏の日本の美・文化を切り口とした「Invisible Beauty:先端技術で見える自然の美」をテーマにしたメディア・アートと、凸版印刷が持つ表現技術を組み合わせ、アートの社会実装に取り組む。
具体的には、アナログな物理的世界の色彩や形状を、先端技術で捉えてデジタル表現するアート表現から新しい価値の創造に挑む。また、そのアート表現を用いて様々な社会実装を行い、新しい工業意匠向け商材から都市開発まで産業応用を目指す。