凸版印刷、タイに現地法人-ASEANでのデジタル化支援を本格展開
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凸版印刷(株)は、東南アジアの主要国であるタイに現地法人「Toppan(Thailand)Co.,Ltd.」を設立し、日系企業や現地企業に向けてデジタル技術を活用したマーケティングソリューションの提供を本格的に開始する。
同社は、これまでもタイでの観光インバウンド向けコンテンツ制作などのビジネスを展開してきたが、今回の現地法人設立により、デジタルサイネージなどを活用したセールスプロモーション事業やIoTやID認証といったデジタル技術を活用したスマートオフィス/スマートファクトリー化支援などを行うスペースコミュニケーション事業をはじめ、日本で開発された同社サービス・製品を提供していく。
同社は今後、ASEAN全域に向けてのマーケティングソリューション提供に加え、政府機関や地方自治体に対しての文化財のデジタルアーカイブ化・VR化など観光支援事業やBPO事業、セキュア事業も推進。さらに、紙器や軟包材、プラスチック包材など総合的なパッケージソリューションを提供しているパッケージ事業とも連携を強化し、2021年までに20億円の売上を目指す。