凸版印刷、横須賀の近代化遺産群をVRで再現
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凸版印刷(株)は、日本近代化の礎となった横須賀の歴史遺産群の魅力を伝えるVRコンテンツを制作。凸版印刷の体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム」において4月26日から公開する。
同社は、国宝をはじめ地域のさまざまな文化資産をデジタルで再現し、人々が誇りを持てる観光資源として活用できる「デジタル文化財」の提供を推進している。
横須賀市は、江戸時代末期から明治時代にかけて活用された砲台などの日本の近代化遺産などが多数存在しており、市内を周遊することで横須賀の魅力・歴史を感じてもらう「ルートミュージアム」構想を2018年から推進している。今回、日本初の近代的な工場であり、現在は通常非公開のドライドックの全貌を捉えた横須賀製鉄所(造船所)の姿をVRで再現するとともに、今後も継続して、ペリー来航時の情景や砲台跡をVRで制作する予定。