凸版印刷、楽に絞れるチューブ型パッケージ「チューブなパウチ」
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凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、消費者の利便性向上と、省資源化による環境配慮を両立し、チューブの使いやすさとパウチの絞り出しやすさを合体させた新機能パッケージ「チューブなパウチ」を開発した。
一般的なラミネートフィルム製パウチに用いられる層構成のフィルムを筒状に加工し、先端にプラスチック成型品の注出口を取り付けた容器。従来のラミネートチューブ容器よりも胴体フィルムの厚みが薄く、抽出口のパーツを独自開発の形状にすることで、内容物が軽い力で絞りやすく、高齢者や子供でも最後まで使い切りやすい構造となっている。また、胴体フィルムと抽出口にバリア機能を付与、容器全体のバリア性能がアップし、内容物の鮮度を保持する。
同社では、今年10月から食品・トイレタリー・医薬分野に向けて本格的に販売を開始する予定で、2020年度に関連受注を含めて10億円の売上げを目指す。