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共同印刷、越谷工場の再開発が完了

 共同印刷(株)(藤森康彰社長)が2016年12月より進めていた、越谷工場(埼玉県越谷市)の再開発工事が完了し、3月28日に新棟の竣工式が執り行われた。
 越谷工場は1968年に金属印刷の工場として竣工。近年は、出版および一般商業印刷を行っていたが、2016年に同事業を運営する子会社が合併したことにともない、一部が遊休資産となっていた。そこで、国道4号線に隣接し、外環道(東京外かく環状道路)や首都高速道にも近いという都心への好アクセスを生かし、印刷に加え、同グループの物流拠点としての機能も整備するため、再開発工事を進めていた。
 新棟は、出版物向けの印刷を行う工場スペースと、倉庫や荷捌きスペースを兼ね備えた物流スペースで構成。物流スペースには、大庇を設けて悪天時に配慮したほか、個人情報の取り扱いが可能な作業スペースなども設けている。
 なお、物流スペースは、同グループの共同物流(株)(新島貞次社長)の本社および首都圏物流センターとして、同社が事業運営を担っていく。

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