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東寺と凸版印刷、4月1日から東寺で体験型アートイベント開催

デジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」展示イメージ

 真言宗総本山 教王護国寺(東寺)(京都府京都市、以下「東寺」)と凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、東寺伽藍(がらん)内の「灌頂院」「観智院」「講堂」の3ヵ所で体験型アートイベント「東寺 曼荼羅EXHIBITION」を4月1日から開催する。
 今回、通常は非公開の重要文化財「灌頂院」を特別公開し、「灌頂院」において重要文化財「両界曼荼羅図(元禄本)」をVR・AR技術を活用した文化財とアートの神秘的な体験ができるデジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」を開催する。
 「灌頂院」本堂内で行うデジタル曼荼羅インスタレーションは、重要文化財「両界曼荼羅図(元禄本)」と講堂に安置されている「立体曼荼羅」を組み合わせた映像をプロジェクタで壁面へ投影するとともに、光と反射の空間作品を創り出すアート集団「ミラーボーラー」による光の演出によって、曼荼羅の世界観を表現する。
 さらに、今回の展示のために踊絵師の神田さおり氏による光の作品を制作。バーチャル空間に描いた作品を、鑑賞者が手持ちのデバイスにダウンロードした専用アプリ「東寺AR」を通して鑑賞できる。本堂内のプロジェクションと光の演出、バーチャル空間に描かれた作品をあわせて、文化財とアートの神秘的な体験を提供する。

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