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凸版印刷、貴重な天然石さながらの質感を再現した外壁シート開発

「101ClassArtStone」施工イメージ

 凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、精巧な印刷表現により、シート状でありながら本物の天然石さながらの絵柄・形状・質感を再現した外壁材「101ClassArtStone」を開発した。新築、または老朽化した建物の外壁リフォーム用途として、デベロッパーやゼネコン、不動産管理会社向けに4月から販売を開始する。
 同製品は、同社の高い印刷技術と建装材のデザイン力を活用し、基材の上から石目調の絵柄を印刷したシート状の外壁材。従来のシート状外壁材は、吹き付け方式による単調な絵柄のものしかなかったが、自然素材の凹凸を再現した、石材と樹脂の複合基材に精巧な絵柄を印刷することで、本物の天然石のような風合いが表現できるようになった。
 また、壁に1枚ずつ圧着し、繋ぎ目を重ね合わせて施工する「鎧張り工法」で老朽化した壁面に直接施工することにより、タイルなど既存外壁の剥落防止と高い防水効果による劣化防止に寄与する。

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