凸版印刷、グループ全体の温室効果ガス削減目標がSBTに認定
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、グループ全体で設定した2030年までの温室効果ガス削減目標が、国際的な環境団体「SBT(Science Based Targets)イニシアチブ」の認定を取得したと発表した。
「SBT」とは、産業革命時比の気温上昇を2℃未満に抑える温暖化対策の国際ルール「パリ協定」達成のために、企業が科学的根拠に基づいた中長期の温室効果ガス削減目標を設定する取り組み。今回、凸版印刷はグループ全体での温室効果ガス削減目標をScope1(自社での燃料の使用や工業プロセスによる直接排出)+Scope2(自社が購入した電気・熱の使用に伴う間接排出)で2030年までに2017年比で30%削減、Scope3(サプライチェーンを含む事業活動におけるその他の間接排出)で2030年までに2017年比で20%削減に設定した。事業所や工場におけるエネルギー使用の合理化、持続可能な資源の利用、廃棄物排出量の削減など、目標達成のための取り組みをサプライチェーン全体で推進していく。