凸版印刷、厚さ1ミリの水まわりリフォーム用樹脂製パネル開発
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凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、浴室やトイレ、サニタリーなど水まわりのリフォーム用部材として樹脂製デザインパネル「トッパンリフォームパネル」の販売を4月から開始する。
同社は、建設会社や住宅関連メーカー向けに、収納ユニットや壁掛け家具など施工時の負荷を軽減する「簡易施工建材」を開発・販売している。
今回開発した「トッパンリフォームパネル」は、水まわり環境で必要な耐水性などの性能はそのままに、厚みを従来のリフォーム用樹脂製パネルの半分以下に設計したもの。厚さが1ミリと薄いため丸めることができ、運搬時に一般乗用車で積載することが可能。施工現場への搬入負荷を軽減する。
また、パネルを広げた際の復元性に優れ、通常のカッターナイフで加工できる。電動のこぎりなど専門の工具が不要で騒音の発生を抑えられるため、入居済み住居のリフォームにも適している。