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凸版印刷、ZETAとAI活用の病院内施設見守りサービス開発

医療施設向け見守りサービス(トイレの場合)

 凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、LPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格ZETA(ゼタ)を活用し、センサー検知とAIにより病院内施設の個室における転倒や利用状況などを可視化できる医療施設向け見守りサービスを開発した。
 同サービスは、医療施設のトイレやシャワー室・お風呂などの個室内に人感センサー・開閉センサーなどを組み合わせて設置し、利用者の動きや扉の開閉状況を検知することで、転倒などの利用状況の把握ができるもの。センサーで検知した情報はクラウド、またはオンプレミス上に蓄積され、ナースステーションなど別の場所に設置されたPC上で確認が可能。ZETAの活用により、ワイヤレス医療機器などに使用される既存の通信帯域と異なる帯域での通信が実現するため、診療や看護に支障をきたさず電波干渉を防ぐことができ、医療施設内での導入に適している。
 また、AIを活用することにより蓄積された緊急時の検知パターンを学習して同サービスの精度を高め、緊急時の早期発見も可能にする。

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